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[モバイルで転職特集] 20代男女100人アンケート

きっかけは? 情報収集法は? 20代の転職事情

新卒で就職しても、3年以内に辞めてしまうケースが増えている。たしかに、ひとむかし前に比べて、転職に対する抵抗感は、年々薄れているようだ。最近の転職事情はどうなっているのか。アンケートで探ってみた。

Text=鈴木麻由美 調査協力=ヤフーバリューインサイト(株)  2008.06.05. Update

きっかけは? 情報収集法は? 20代の転職事情

実際に転職をした人31人のうち、社会人経験3年以内の人は6人。

20代の74%は、転職を考えたことがある!

 今回、アンケートに答えてくれたのは、日本に住んでいて働いている20代の男女合わせて100人(うち女性は52人、男性は48人)。
 一人暮らしをしているのは30人、親きょうだいなど配偶者以外の家族と同居しているのは48人、結婚して配偶者と同居しているのは22人。
 現在就いている職業は、自動車会社ディーラー、印刷会社営業、公務員、メーカーエンジニア、通関業者通関士、サービス業飲食店、家電メーカー事務、幼稚園教諭エトセトラ。多業種多職種にわたっている。
 年収は、130万円以上から500万円未満の層に78人が集中しており、100万円未満は12人、500万円以上は4人。700万円以上の人はいない。20代としては、まあ平均的な年収の人が多い、という印象だ。


 そんな彼らに、まずは、これまでに「転職」を考えたことがあるのかどうかを聞いてみた。
 結果は、上のグラフのとおり(グラフをクリックすると拡大します)。なんと、100人中74人が「一度は転職を考えたことがある」という。
 そのうち、実際に転職をした人は31人。現在、転職活動中の人がいることを考えれば、近いうちに、おそらく3分の1強の人が、20代のうちに転職を経験することになる。

転職活動に、PCを利用!

 転職活動は、どのように行なっているのだろうか。
 かつて転職活動といえば、新聞や雑誌の求人広告やハローワーク、あるいは知人の紹介などと相場が決まっていたが、最近では、人材紹介会社の敷居も低くなっているし、PCやモバイルのサイトなど、さまざまにチャンスは広がっている。


 そこで、転職活動をしたことがある42人(現在、現在活動中も含む)に、転職活動の方法について聞いてみた。
 結果は、下のグラフのとおり。
 トップはハローワークだが、2位に僅差でPCの求人情報サイトがつけている。ほんの10数年前、ウィンドウズが爆発的に普及する以前は考えられなかった現象だろう。
 その点、モバイルの求人情報サイトを利用した人は1人だけだが、携帯電話の使い道を聞いてみると、現在でも20%の人が「情報検索」に利用している。ということは、今後、転職の情報検索にモバイルを利用する率が伸びていく可能性はおおいにある。
 外出先で、ピピッと気軽に求人情報――ますます、転職に対する抵抗感は薄れていきそうな気配である。



きっかけは? 情報収集法は? 20代の転職事情

「その他」の4人は、それぞれ「会社の社長に相談して異動」
「大学の掲示板」「人材紹介会社からの誘い」「知人の口コミ」。

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